日本語教育実習プログラム
Teaching Practicce
大学等で日本語教育を専攻し、海外での日本語教育実習を経験したいと考えている方を対象とした日本語教育実習プログラムです。教育実習は日本語教師になるためのきわめて重要な体験学習です。日本語についての基礎理論やさまざまな教授理論等を実際の教室でいかに活用していくか、教育実習は将来の日本語教師としての活動に大きな示唆を与えてくれます。
また、当プログラムは既に日本語教師として活躍されている方のブラッシュアップコースとしても最適です。
特長
1.最新の外国語教授理論に支えられた教育実習システム
- 英国国際教育研究所が長年の教師養成の経験と綿密な計画の下に構成した立体的な教育実習システムにより、具体的かつ実践的な教授技術を習得することができます。
2.ヨーロッパ圏をはじめとする多国籍の日本語学習者を対象
- 担当する学習者はイギリス人やフランス人、イタリア人といったヨーロッパの人達に加えて、中国人や韓国人等、様々です。このようなマルチリンガルな環境での教育実習は国際都市ロンドンであるからこそ実現可能であるといえるでしょう。
3.日本語教師に必要な視点、そして、英語力を身につける
- 海外に身を置き、日本を外側から見つめることで、日本、日本語、日本文化を客観的にとらえることができるようになります。それは日本語学習者の視点であり、日本語を教える際にとても大切な視点です。また、今後ますます求められる地球時代のツール「英語力」を身につけることができます。
4.授業改良のための徹底した授業分析と科学的アプローチ
- よりよい授業を創造するために、徹底した授業分析を行います。また、研究所が開発した分析シートにより、客観的に授業を分析するための視点を養います。
プログラム内容
英国国際教育研究所が長年の教師養成の経験と綿密な計画の下に構成した立体的な教育実習システムにより、具体的かつ実践的な教授技術を習得することができます。
- 講義
- 授業構成・教案作成 授業計画をたてるにあたって必要な授業構成の基本的知識と、教案の書き方・留意点を学ぶ。
- Micro-teaching 具体的な指導技術を習得する。
- 教育実習ガイダンス 教育実習に臨む前の心構え、実習システムの説明等を受け、授業に備える。また、学習者に関する情報が与えられる。
- 日本語教育実習 日本語授業担当 1日60分間の授業をグループ(2~3人)および個人で担当する。日本語学習者のレベルは初級(Beginner~Elementary)。
- 事前指導 実習指導講師から事前指導を受ける。
- 講評(授業分析と再構築) 各授業後、実習指導講師による講評ならびに指導を受ける。
- ビデオ・チェック 各自、録画された自分の授業ビデオを見て、レビュー・シートを用いながら分析する。
- 実習記録 さまざまな授業記録方法について学ぶ。
- 日本語授業参観 他のグループが担当する授業を参観し、授業分析力を養う。
- 授業研究 過去に行われた授業のビデオを観ながら、授業における留意点を確認する。
- 期間
- 5日間
- 出願資格・入学資格
- 大学やそれに準ずる機関において日本語教育を専攻している者または同等の学力や経験を有するとみなすことができる者
受講生出身校例
広島大学 |
活水女子大学 |
学習院大学 |
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